お口の外科治療の
スペシャリスト
「口腔外科専門医」

「日本口腔外科学会専門医」とは
日本口腔外科学会が認定する口腔外科専門医は、口腔や顎、顔面領域の外科的治療に関して専門的な知識と豊富な臨床経験を有し、一定の基準を満たした歯科医師に与えられる資格です。この資格は、厚生労働省により口腔外科分野の専門性を有する医師としての標榜が認められており、高度な専門性を示す一つの指標となっています。認定を受けるためには、所定の研修や臨床経験、症例実績などの厳しい要件を満たす必要があり、学会による審査を経て初めて認定されます。

口腔外科専門医になるための条件
- 初期臨床研修を修了後、6年以上の学会認定の研修施設に所属している
こと - 施術実績が100例以上であること(うち40例以上は中難易度レベル)
- 入院患者(口腔外科)の
全身管理経験 - 全身麻酔や救命センターでの
実務経験 - 学会で演者としての発表経験があり、学術論文の著者であること
さらに、①申請書類審査、②筆記試験・口頭試問、③手術実地審査の3段階を経て、口腔外科専門医に認定されます。特に、手術実地審査は、試験官が申請者の口腔外科手術を実際に見学し、その手術能力を判定します。
また、専門医の資格は5年ごとに更新する義務があり、期間内に一定の研修実績を上げることが必須です。口腔外科専門医は、資格取得後も継続的に学識を高め、診療技能の向上に励むことが求められているのです。
外科治療のスペシャリストによる
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約10万人いる歯科医師のうち、「口腔外科専門医」の資格を持つ歯科医師は約2,000名程度(※時期により変動)に限られています。
これは歯科医師全体のわずか約2%にあたります。
それだけ、口腔外科領域において高度な知識と豊富な臨床経験を有している歯科医師は限られているということです。
口腔外科専門医という資格は、外科的処置や全身管理を含めた専門的な診療能力を一定水準以上有していることの証明であり、治療を受ける医師を選ぶ際の重要な判断基準の一つになると言えるでしょう。